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gongze

Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。

本格中国武術教室通備拳斬卸会、現在会員募集中です!
入会や講習会についてのご案内は通備拳斬卸会HPを御覧ください。

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21世紀に生まれた武術、その名は斬卸拳

斬卸拳は私が劈掛拳を基にして作り出した新しい武術です。
劈掛拳においては大きく斬り下ろす動作を「劈」と呼び、大きく斬り上げる動作を「掛」と呼びました。
これに対応して直線的に斬り下ろす動作を「斬」と呼び、直線的に斬り上げる動作を「卸」と呼びます。
斬卸拳とはこの「斬卸」の動作を組み合わせて技を繰り出すというものです。
さて、こう書くと多少中国武術に詳しい人ならば「それって通背拳(もしくは通臂拳)と同じなんじゃないの?」と思うかもしれません。
たしかに劈掛も通背も通臂もかつては同じ武術で「通臂」と呼ばれていたらしいです。そして、そこから分かれて大通臂として劈掛拳が生まれ、小通臂として通臂拳または通背拳が生まれたと言われます。ですから劈掛拳をコンパクトにした斬卸拳は通背拳もしくは通臂拳と同じものなのではないかと思われるかもしれません。
ですがハッキリと申し上げて違います
具体的に言えば体重の乗せ方が違うのです。
斬卸拳は劈掛拳の体使いを援用したものなのでその打撃フォームはピッチングフォームのごとく踏み込んだ前足に体重をかけ切ります。私が知る限り通背拳や通臂拳で前足に体重をかけ切る訓練をしているのを見たことがないです。(見たことがあるという方是非ご一報を!)
たとえあったとしてもそれだけ目立たない割合でしか存在しないということです
現在の格闘シーンにおいて前足荷重は必須の要素と考えます。21世紀型の格闘シーンを想定して生み出されたのが斬卸拳なのです。
拳を保護するために掌を多用するのは喧嘩芸骨法にちょっと似てますかね~、体使いは全く違いますが。


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