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Author:gongze
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初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。
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まさか今更拳児の続編が読めるとはびっくりしましたね~、松田先生が亡くなったというのにどうやって話をつくるのかと思いましたが。今回、なぜこの時期になって拳児の続編が出来たのかについては思うところがいろいろありますが、まずは純粋に話の内容に焦点を絞って読んでみた感想を書いてみましょう。
舞台は朝の公園、怪しげな舞を踊るのは謎の呪術師…ではなく大人になった我らが拳児です。

うーむ、かつて拳児がサンデーに連載していたころ、同じくサンデーに連載していた漫画で「王立院雲丸の生涯」というのがありました。
絵柄が拳児によく似ていたので拳児かと思って読んでいたら実は雲丸だったということがよくあったので、私達は雲丸のことをニセ拳児と呼んでいました。大人になった拳ちゃんはなんだかニセ拳児にクリソツな感じになってしまいましたね。
さて、物語は拳児の友人である太一の息子がいじめを受けてるというところから始まります。太一はあの後しっかりとエリートコースを歩んだようで今では国家公務員になってます。美鈴ちゃんと結婚したんですね。拳児の方は普段は中国にいるようで日本には一時帰国をしているようです。晶ちゃんはどうなったのでしょうか?まあおそらく中国で一緒に暮らしてるんでしょうね。なんせ拳児は高校こそ不良高校へ進学してしまいましたが、もともと頭脳は優秀で中国語も堪能、武術関係で非常に顔が広く何よりも数々の実戦をこなしてきた男です。中国を本拠地にして世界中で武館経営をしていても不思議はないですね。
拳児は太一の息子である拳太を自分のアパートへ招きます。どうも今、中国拳法の本を執筆中だとのこと。机の上には「謎の拳法を求めて」が置いてあります。

拳児の口調から中国拳法の本を出すのは今回が初めてというのが分かります。てっきり拳児は松田隆智先生そのものかと思ってたんですが拳児と松田先生はどうやら別人のようですね。
さて、拳児はいじめっ子撃退のために拳太に八極拳の殺し技を伝授…などということは無く素人でも出来るような簡単な喧嘩技を伝授します。うーむこの技、太牛の玉帯功を思い出しますね。

まあとにかくいじめを撃退できた拳太、太一は喜んで拳児のところへあいさつに行きます。しかし喜ぶ太一とは裏腹に拳児は不穏なものを感じていた模様、なんといじめっ子の親が太一の家に乗り込んできます。そこに駆け付けた拳児、なんといじめっ子の親と対決ということになってしまいました。うーむ、無茶苦茶な話だ。
まあなにはともあれ、久々に拳児の闘いです。でるか?猛虎硬爬山。
相手の親はどうやら実戦で空手を鳴らしてきたようで、容赦なく素手で顔面を殴ってきます。マスオーヤマもびっくりです。
それを拳児は紙一重で見切ります。業を煮やした相手は右の突きから右の蹴りへのコンビネーションを仕掛けますが、その技のつなぎの瞬間に相手の懐にもぐりこんだ拳児はボディへ寸頸、相手を吹っ飛ばします。って頸じゃねーよ!勁だからね。

勁と頸の字を間違えるあたり、やはり中国武術に詳しくない方が脚本書いてるのかなと思います。
まあともあれ、相手はこの雲丸先輩の一撃で戦意を喪失してしまいました。しかも自分の闘った相手が剛拳児だと知るや態度が一変、「あんただと知ってたら喧嘩売らなかった」などと言ってきます。お前には信念とか無いのか。
ラスト、舞台は再び朝の公園、拳児が八極拳の震脚をやると近くの大木の葉がザーっと落ちてきます。かつて拳児のじいちゃんが暗勁を木に打ち込んで葉を降らせたシーンを思いだしますね。
さて、以上で感想は終了です。なかなか無難な話にまとめたのではないかなと思います。
拳児2についてはいろいろ考察したいこともあるのでそちらはまた別に書きますね。
舞台は朝の公園、怪しげな舞を踊るのは謎の呪術師…ではなく大人になった我らが拳児です。

うーむ、かつて拳児がサンデーに連載していたころ、同じくサンデーに連載していた漫画で「王立院雲丸の生涯」というのがありました。
絵柄が拳児によく似ていたので拳児かと思って読んでいたら実は雲丸だったということがよくあったので、私達は雲丸のことをニセ拳児と呼んでいました。大人になった拳ちゃんはなんだかニセ拳児にクリソツな感じになってしまいましたね。
さて、物語は拳児の友人である太一の息子がいじめを受けてるというところから始まります。太一はあの後しっかりとエリートコースを歩んだようで今では国家公務員になってます。美鈴ちゃんと結婚したんですね。拳児の方は普段は中国にいるようで日本には一時帰国をしているようです。晶ちゃんはどうなったのでしょうか?まあおそらく中国で一緒に暮らしてるんでしょうね。なんせ拳児は高校こそ不良高校へ進学してしまいましたが、もともと頭脳は優秀で中国語も堪能、武術関係で非常に顔が広く何よりも数々の実戦をこなしてきた男です。中国を本拠地にして世界中で武館経営をしていても不思議はないですね。
拳児は太一の息子である拳太を自分のアパートへ招きます。どうも今、中国拳法の本を執筆中だとのこと。机の上には「謎の拳法を求めて」が置いてあります。

拳児の口調から中国拳法の本を出すのは今回が初めてというのが分かります。てっきり拳児は松田隆智先生そのものかと思ってたんですが拳児と松田先生はどうやら別人のようですね。
さて、拳児はいじめっ子撃退のために拳太に八極拳の殺し技を伝授…などということは無く素人でも出来るような簡単な喧嘩技を伝授します。うーむこの技、太牛の玉帯功を思い出しますね。

まあとにかくいじめを撃退できた拳太、太一は喜んで拳児のところへあいさつに行きます。しかし喜ぶ太一とは裏腹に拳児は不穏なものを感じていた模様、なんといじめっ子の親が太一の家に乗り込んできます。そこに駆け付けた拳児、なんといじめっ子の親と対決ということになってしまいました。うーむ、無茶苦茶な話だ。
まあなにはともあれ、久々に拳児の闘いです。でるか?猛虎硬爬山。
相手の親はどうやら実戦で空手を鳴らしてきたようで、容赦なく素手で顔面を殴ってきます。マスオーヤマもびっくりです。
それを拳児は紙一重で見切ります。業を煮やした相手は右の突きから右の蹴りへのコンビネーションを仕掛けますが、その技のつなぎの瞬間に相手の懐にもぐりこんだ拳児はボディへ寸頸、相手を吹っ飛ばします。って頸じゃねーよ!勁だからね。

勁と頸の字を間違えるあたり、やはり中国武術に詳しくない方が脚本書いてるのかなと思います。
まあともあれ、相手はこの雲丸先輩の一撃で戦意を喪失してしまいました。しかも自分の闘った相手が剛拳児だと知るや態度が一変、「あんただと知ってたら喧嘩売らなかった」などと言ってきます。お前には信念とか無いのか。
ラスト、舞台は再び朝の公園、拳児が八極拳の震脚をやると近くの大木の葉がザーっと落ちてきます。かつて拳児のじいちゃんが暗勁を木に打ち込んで葉を降らせたシーンを思いだしますね。
さて、以上で感想は終了です。なかなか無難な話にまとめたのではないかなと思います。
拳児2についてはいろいろ考察したいこともあるのでそちらはまた別に書きますね。
男組という漫画をご存知でしょうか?
私はずっと男塾と勘違いしてましたが、
拳児よりも以前に八極拳についての紹介がなされた漫画です。実際に技術監修として松田隆智先生もかかわってたみたいですね。
ストーリーは、おそらく学園紛争とかがあった時代ですかね?、学生たちの集団が日本を闇で牛耳る「影の総理」と戦うというもので、今見るとツッコミたいところが山盛りになっていますが当時の漫画にはそういった疑問を抱かせない勢いがあったみたいですね。
この漫画に登場するのが八極拳を使う集団で形成された影の軍隊です。主人公である流全次郎はこの軍隊の隊長である李大広と死闘を演じます。その死闘のさなか、李は流に対してまるで師であるかのように八極拳の極意を伝えてゆきます。
「熊のように突進し虎のように打ち倒す、それが八極拳の根本だ!そのための一番重要なのは足の送り方、足の踏み込みだ!」
まさにその通りで踏み込みこそが八極拳の命と言えるものです。踏み込みを鍛えるためには徹底した踢腿の練習が必要なのですが、日本の八極拳修行者の多くは見栄えばかりを追い求めて踢腿のような地味で基礎的な練習をやりたがらないのではと思います。
私が作った八極ワンツーもこの踏み込みの力が無ければまるで効力を発揮しません。
ですから皆さん、李大広老師のお言葉をありがたく受け取り踢腿で踏み込みの力をつけましょう(^-^)/
私はずっと男塾と勘違いしてましたが、
拳児よりも以前に八極拳についての紹介がなされた漫画です。実際に技術監修として松田隆智先生もかかわってたみたいですね。
ストーリーは、おそらく学園紛争とかがあった時代ですかね?、学生たちの集団が日本を闇で牛耳る「影の総理」と戦うというもので、今見るとツッコミたいところが山盛りになっていますが当時の漫画にはそういった疑問を抱かせない勢いがあったみたいですね。
この漫画に登場するのが八極拳を使う集団で形成された影の軍隊です。主人公である流全次郎はこの軍隊の隊長である李大広と死闘を演じます。その死闘のさなか、李は流に対してまるで師であるかのように八極拳の極意を伝えてゆきます。
「熊のように突進し虎のように打ち倒す、それが八極拳の根本だ!そのための一番重要なのは足の送り方、足の踏み込みだ!」

まさにその通りで踏み込みこそが八極拳の命と言えるものです。踏み込みを鍛えるためには徹底した踢腿の練習が必要なのですが、日本の八極拳修行者の多くは見栄えばかりを追い求めて踢腿のような地味で基礎的な練習をやりたがらないのではと思います。
私が作った八極ワンツーもこの踏み込みの力が無ければまるで効力を発揮しません。
ですから皆さん、李大広老師のお言葉をありがたく受け取り踢腿で踏み込みの力をつけましょう(^-^)/
今日は漫画の話です。私が古代ギリシャ、ローマの拳闘に興味を持つきっかけとなった漫画がこれ、拳奴死闘伝セスタスです。
ストーリーは皇帝ネロの時代のローマで拳奴として生まれた主人公セスタスが自由を得るために拳闘試合を勝ち抜いていくというもので、当時の時代背景や風俗を綿密に調査しているらしくなかなか重厚なつくりとなっております。
大変に面白いのですが調査に相当な手間がかかるせいかなかなか話が進まないのがネックですね(*´~`*)
さて、このセスタスのライバルキャラとして登場するのがフェリックスという拳闘士です。

彼の戦法がなかなか興味深いんですよね。
なぜなら彼の戦法は拳を大きく振り回し拳眼と呼ばれる場所で相手の側頭部を攻撃するというもので、これは私がピンポン拳と呼んでいる翻子拳の技にそっくりです。ピンポン拳と同じ動きは翻子拳では站桩翻という套路の中に出てきますね。
この漫画で使われているように相手を挟み込むようにすると非常に有効なんですよ。劈掛拳の要訣の中にも「挟」というものがあって、意味はまさにこの漫画で使われている通りです。
ところで、この漫画の拳闘士たちは現在のボクサーみたいな動きをしていますけど当時の拳闘士たちの動きはまるで違うものだったようですね。そもそも現在のボクシングのスタイルはソフトグローブが開発されてから生まれたもので、それまでのベアナックルや拳に革紐をまいていた時代は単発の強打の打ち合いが主流だったと言います。ソフトグローブのおかげで外傷が激減した結果、今のような打ち合いを前提としたスタイルが生まれたわけですね。ローマ時代はカエストスと呼ばれる鈍器のようなものを拳に装着していたらしく、そんなものをはめてこの漫画のような打ち合いは無理ですねヽ(´∀`)ノ
まあそこはそれ、漫画と割り切って楽しく読みましょう(^∇^)
ちなみに私個人の勝手な想像ですが、古代拳闘と翻子拳には何らかの関係があると思っているんですよ。そのことはまた機会があれば書きますね。
ストーリーは皇帝ネロの時代のローマで拳奴として生まれた主人公セスタスが自由を得るために拳闘試合を勝ち抜いていくというもので、当時の時代背景や風俗を綿密に調査しているらしくなかなか重厚なつくりとなっております。
大変に面白いのですが調査に相当な手間がかかるせいかなかなか話が進まないのがネックですね(*´~`*)
さて、このセスタスのライバルキャラとして登場するのがフェリックスという拳闘士です。

彼の戦法がなかなか興味深いんですよね。
なぜなら彼の戦法は拳を大きく振り回し拳眼と呼ばれる場所で相手の側頭部を攻撃するというもので、これは私がピンポン拳と呼んでいる翻子拳の技にそっくりです。ピンポン拳と同じ動きは翻子拳では站桩翻という套路の中に出てきますね。
この漫画で使われているように相手を挟み込むようにすると非常に有効なんですよ。劈掛拳の要訣の中にも「挟」というものがあって、意味はまさにこの漫画で使われている通りです。
ところで、この漫画の拳闘士たちは現在のボクサーみたいな動きをしていますけど当時の拳闘士たちの動きはまるで違うものだったようですね。そもそも現在のボクシングのスタイルはソフトグローブが開発されてから生まれたもので、それまでのベアナックルや拳に革紐をまいていた時代は単発の強打の打ち合いが主流だったと言います。ソフトグローブのおかげで外傷が激減した結果、今のような打ち合いを前提としたスタイルが生まれたわけですね。ローマ時代はカエストスと呼ばれる鈍器のようなものを拳に装着していたらしく、そんなものをはめてこの漫画のような打ち合いは無理ですねヽ(´∀`)ノ
まあそこはそれ、漫画と割り切って楽しく読みましょう(^∇^)
ちなみに私個人の勝手な想像ですが、古代拳闘と翻子拳には何らかの関係があると思っているんですよ。そのことはまた機会があれば書きますね。
通備拳にはテキストらしいテキストがありません。かなり昔に通備十路弾腿のテキストは発売されたことはあって、私もそのコピーは持っていますが他にはテキストらしいテキストはありません。
まあこんな本もあったりしますが、
これはテキストというよりも通備拳の紹介本といった感じです。なんで開門八極拳というタイトルなのかよくわかりませんが馬家は八極拳においても宗家に当たるので馬家=八極拳と思われたのかもしれませんね。
さて、現在はネットで武術関係の資料はいくらでも探せますがネットがない時代に、それも通備拳の資料などそうそう手に入るものではありませんでした。そんな時に知ったのはあの拳児の原作者として有名な松田隆智先生が馬家の翻子拳を演じているビデオがあるということです。その名も戦士の詩。中国武術の世界では第一人者と言われていた松田先生が馬家の翻子拳を演じてるビデオがあるとは!と、私は見てみたくてたまらなくなりました。すると、当時馬賢達先生の下で習われていた私の先輩に当たる方の一人がそのビデオを持っていらっしゃったので私も見せていただきました。私は衝撃を受けました。とんでもない迫力だったからです。
そういえば馬賢達老師は翻子拳をやるときは気迫と勢いが何よりも重要だと仰っておられました。松田先生の翻子拳はまさに鬼神のごとき気迫と稲妻のごとき勢いで私を圧倒しました。その先輩によりますと松田先生は強いとか弱いとかそんな小さなことにはこだわらない、とても大きな人だとのことです。
そんな松田先生に少しでも近づこうとこの動画を作ってみました。少しは迫力が出てるでしょうか?
松田先生
まあこんな本もあったりしますが、
これはテキストというよりも通備拳の紹介本といった感じです。なんで開門八極拳というタイトルなのかよくわかりませんが馬家は八極拳においても宗家に当たるので馬家=八極拳と思われたのかもしれませんね。
さて、現在はネットで武術関係の資料はいくらでも探せますがネットがない時代に、それも通備拳の資料などそうそう手に入るものではありませんでした。そんな時に知ったのはあの拳児の原作者として有名な松田隆智先生が馬家の翻子拳を演じているビデオがあるということです。その名も戦士の詩。中国武術の世界では第一人者と言われていた松田先生が馬家の翻子拳を演じてるビデオがあるとは!と、私は見てみたくてたまらなくなりました。すると、当時馬賢達先生の下で習われていた私の先輩に当たる方の一人がそのビデオを持っていらっしゃったので私も見せていただきました。私は衝撃を受けました。とんでもない迫力だったからです。
そういえば馬賢達老師は翻子拳をやるときは気迫と勢いが何よりも重要だと仰っておられました。松田先生の翻子拳はまさに鬼神のごとき気迫と稲妻のごとき勢いで私を圧倒しました。その先輩によりますと松田先生は強いとか弱いとかそんな小さなことにはこだわらない、とても大きな人だとのことです。
そんな松田先生に少しでも近づこうとこの動画を作ってみました。少しは迫力が出てるでしょうか?
松田先生
突然ですがこの方をご存知でしょうか?
近所の図書館にこの方の本が置いてあって存在を知ったのですが、いや~面白い方ですね。
何が面白いってまったく知識がないことを題材にして本が書けてしまうというところですね。あ、日本武術のことまでは判別できませんが少なくとも中国武術については馬歩も弓歩もご存知ないようです。で、なんでいきなりこんなブツを出したかというとこの方のおかげで存在を知った漫画があるからです。それはツダヌマ格闘街と言います。
白状しますと私は「気分転換になるかな~」と面白がって長野氏のブログを読んでいたのですが、長野氏がやたら絶賛していた漫画がこのツダヌマ格闘街だったのです。ちょっと気になったので近所のブックオフで見つけてパラパラと読んでみました。ストーリーは突然やってきたメイドが実は武術の達人でこのメイドを師匠にして格闘大会を勝ち抜いていくという一瞬脳みそが凍り付くようなものです。
しかし、武術の描写については非常に丁寧に調査をしているようで好感が持てました。
このツダヌマ格闘街の六巻に推拉(トゥイラー)競技についての説明が出てきます。
推拉(トゥイラー)競技は中国武術の推手に似た競技でお互いに搭手と呼ばれる状態から腕を引いたり胴体を押したりして先に足が動いたり地面に手を着いたほうが負けというものです。安全でかつ中国武術の地力を計るのに絶好のルールで私が常々提唱している地力の計量システムの一つとして加えたいなと思っているものです。私もやったことがありますがなかなか奥が深く、戦略的要素が大きいです。このルールならば体重70キロそこそこの私が体重100キロ近い柔道経験者に勝ったりもしますので、あまり体格差に左右されない良いルールだと思います。
この推拉(トゥイラー)競技、もっと広まってもいいと思うのですが、そうなると今まで実力者だと思われていた中国武術の先生たちが実は地力が無かったということがばれてまずいのかもしれませんね。
近所の図書館にこの方の本が置いてあって存在を知ったのですが、いや~面白い方ですね。
何が面白いってまったく知識がないことを題材にして本が書けてしまうというところですね。あ、日本武術のことまでは判別できませんが少なくとも中国武術については馬歩も弓歩もご存知ないようです。で、なんでいきなりこんなブツを出したかというとこの方のおかげで存在を知った漫画があるからです。それはツダヌマ格闘街と言います。
白状しますと私は「気分転換になるかな~」と面白がって長野氏のブログを読んでいたのですが、長野氏がやたら絶賛していた漫画がこのツダヌマ格闘街だったのです。ちょっと気になったので近所のブックオフで見つけてパラパラと読んでみました。ストーリーは突然やってきたメイドが実は武術の達人でこのメイドを師匠にして格闘大会を勝ち抜いていくという一瞬脳みそが凍り付くようなものです。
しかし、武術の描写については非常に丁寧に調査をしているようで好感が持てました。
このツダヌマ格闘街の六巻に推拉(トゥイラー)競技についての説明が出てきます。
推拉(トゥイラー)競技は中国武術の推手に似た競技でお互いに搭手と呼ばれる状態から腕を引いたり胴体を押したりして先に足が動いたり地面に手を着いたほうが負けというものです。安全でかつ中国武術の地力を計るのに絶好のルールで私が常々提唱している地力の計量システムの一つとして加えたいなと思っているものです。私もやったことがありますがなかなか奥が深く、戦略的要素が大きいです。このルールならば体重70キロそこそこの私が体重100キロ近い柔道経験者に勝ったりもしますので、あまり体格差に左右されない良いルールだと思います。
この推拉(トゥイラー)競技、もっと広まってもいいと思うのですが、そうなると今まで実力者だと思われていた中国武術の先生たちが実は地力が無かったということがばれてまずいのかもしれませんね。
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