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Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。
本格中国武術教室通備拳斬卸会、現在会員募集中です!
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前回まででシャフトとなる正中線に対して強力な回転力を発生させる方法を学びました。今回はその回転力をスムーズに腕へ伝達させる方法です。そのためには首の根元,喉のあたりに左右の腕をつなぐギアがあるようにイメージします。このギアによって左右の腕があたかも一本の鞭であるかのようにつながります。


正中線の回転力はこの鞭を通る波動となって拳まで伝達し,強力な突きを実現させるわけです。さて,今までのコツをまとめると体のイメージというものは以下のイラストのようになります。

これこそが無敵の発勁マシーンの姿です!
うちの会員の人達はこの姿をイメージしつつ普段の馬歩や弓歩の注意点や踵の使い方などをこなしていきましょう。
(イラストはメディカルイラスト工房様よりお借りしました。)


正中線の回転力はこの鞭を通る波動となって拳まで伝達し,強力な突きを実現させるわけです。さて,今までのコツをまとめると体のイメージというものは以下のイラストのようになります。

これこそが無敵の発勁マシーンの姿です!
うちの会員の人達はこの姿をイメージしつつ普段の馬歩や弓歩の注意点や踵の使い方などをこなしていきましょう。
(イラストはメディカルイラスト工房様よりお借りしました。)
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前回は丹田の位置を把握してもらいましたが,今回はどうすればその丹田を生かせるのかということについて解説します。
うちの会員の人達は死ぬ気で覚えておくように!
まず,正中線や骨盤や丹田を車の部品に例えてみると,正中線はシャフト,骨盤はギア,丹田はシャフトとギアの接触部ということができます。
つまり骨盤というギアの回転力を丹田を通して正中線というシャフトへと伝えるわけです。
ここで注意しなければならないのは,体の構造について丹田から足が生えているかのようなイメージを持ってしまうことです。

このようなイメージを持ってしまうと骨盤というギアが持つトルクを生かせなくなります。知っての通りギアというものは大きければ大きいほどトルクが大きくなります。

ですので,なるべく大きなトルクでシャフトを回転させることが強力な発勁へとつながります。
そこで体の構造について次のようにイメージしてみましょう。
両足の骨からの延長線が丹田からの水平線と交わる場所である骨盤の部分に取手があるとイメージしてみてください。


この取手を掴んで骨盤をひねることで骨盤の持つ最大トルクで正中線を回転させることができます。実際には足で地面を蹴った力がこの取手の部分にぶつかって骨盤を回転させるわけです。骨盤を回転させると言ってもうちの会員であれば「擰腰切跨」であることが分かるでしょう。以上を踏まえて練習に励んでいきましょう。
(今回使用したイラストはメディカルイラスト工房様からお借りしました。)
うちの会員の人達は死ぬ気で覚えておくように!
まず,正中線や骨盤や丹田を車の部品に例えてみると,正中線はシャフト,骨盤はギア,丹田はシャフトとギアの接触部ということができます。
つまり骨盤というギアの回転力を丹田を通して正中線というシャフトへと伝えるわけです。
ここで注意しなければならないのは,体の構造について丹田から足が生えているかのようなイメージを持ってしまうことです。

このようなイメージを持ってしまうと骨盤というギアが持つトルクを生かせなくなります。知っての通りギアというものは大きければ大きいほどトルクが大きくなります。

ですので,なるべく大きなトルクでシャフトを回転させることが強力な発勁へとつながります。
そこで体の構造について次のようにイメージしてみましょう。
両足の骨からの延長線が丹田からの水平線と交わる場所である骨盤の部分に取手があるとイメージしてみてください。


この取手を掴んで骨盤をひねることで骨盤の持つ最大トルクで正中線を回転させることができます。実際には足で地面を蹴った力がこの取手の部分にぶつかって骨盤を回転させるわけです。骨盤を回転させると言ってもうちの会員であれば「擰腰切跨」であることが分かるでしょう。以上を踏まえて練習に励んでいきましょう。
(今回使用したイラストはメディカルイラスト工房様からお借りしました。)
武術をやっている人であれば丹田という言葉を聞いたことがあると思います。この丹田というもの,気功の世界では「気が沈む場所」といういまいちよく分からない概念で語られたりしますが,武術においては物理的に「体の重心」であると捉えることができます。それとともに「動きの中心」であるということもできます。この丹田をしっかりと意識して動きの起点とすることで手足の無駄な力の抜けた高いパフォーマンスを発揮できるわけですが,この丹田の位置を指導者が言葉で伝えるというのはかなりの困難を伴います。そこで今回はイラストを使って丹田の位置を示し,丹田を掴むための一助としたいと思います。
うちの会員の人達は死ぬ気で覚えておくように!
ちなみにスポーツの世界ではこの丹田は「コア」と呼ばれ,コアトレーニングなるものが存在するようです。
(今回使用するイラストはメディカルイラスト工房様からお借りしました。)
まずは人体骨格を正面から見た場合の丹田の位置を確認しましょう。

正中線のラインと骨盤を上下にちょうど二分割したラインが交わる場所が丹田の位置です。骨盤は正面から見ると円状の空洞があるわけですが,この円の中心に丹田があるわけです。
それでは次に人体骨格を横から見た場合の丹田の位置を確認しましょう。

頭頂部から肛門の前あたりを通り足の踝あたりを通過する正中線のラインと仙骨と呼ばれる骨の中央から水平に引いたラインが交わる場所に丹田があります。
この時の骨盤の内部をもう少し詳しく見てみましょう。

腰椎の第5番と仙骨の間の関節,すなわち腰仙関節から垂直に下りてくるラインと仙骨の中央から水平に伸びるラインが交わる場所に丹田があります。
丹田がうまく意識できないとどうしても手足の力に頼った動きになりがちです。今回の知識を今後の練習に生かしていってください。
うちの会員の人達は死ぬ気で覚えておくように!
ちなみにスポーツの世界ではこの丹田は「コア」と呼ばれ,コアトレーニングなるものが存在するようです。
(今回使用するイラストはメディカルイラスト工房様からお借りしました。)
まずは人体骨格を正面から見た場合の丹田の位置を確認しましょう。

正中線のラインと骨盤を上下にちょうど二分割したラインが交わる場所が丹田の位置です。骨盤は正面から見ると円状の空洞があるわけですが,この円の中心に丹田があるわけです。
それでは次に人体骨格を横から見た場合の丹田の位置を確認しましょう。

頭頂部から肛門の前あたりを通り足の踝あたりを通過する正中線のラインと仙骨と呼ばれる骨の中央から水平に引いたラインが交わる場所に丹田があります。
この時の骨盤の内部をもう少し詳しく見てみましょう。

腰椎の第5番と仙骨の間の関節,すなわち腰仙関節から垂直に下りてくるラインと仙骨の中央から水平に伸びるラインが交わる場所に丹田があります。
丹田がうまく意識できないとどうしても手足の力に頼った動きになりがちです。今回の知識を今後の練習に生かしていってください。
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