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Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。
本格中国武術教室通備拳斬卸会、現在会員募集中です!
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かつて神秘系武術と言われるようなジャンルが流行ったことがあります。
いわゆる「気の力」やら「宇宙のパワー」やらで相手を吹っ飛ばしてしまう類のものですね。
しかしこういった神秘系武術は最近あまり見なくなったのではないかと思います。
しかし、その代わりとして現れたのが迷信系とも呼べるような武術パフォーマーたちです。
彼らは一見もっともらしい言説を言いつつ、非現実的なパフォーマンスを繰り広げています。
例えば「ウエイブ」などと言われているもの。
なんだか肩甲骨を操作することでものすごい威力のパンチが打てると吹いていたみたいですが、
そのウエイブマスターなどと称する彼が実際に殴るところを拝見すると、
凄まじく妙な軌道のパンチを打っていて見事に手首がグキッといっていました。
大体にして肩甲骨などという体の一部に着目することがおかしいわけで、
中国武術では昔から「練武先ず腿力を求む」と言って、
強力な打撃を打つためには先ずは下半身を鍛える必要があるわけです。
もちろん肩甲骨の可動域を増やすに越したことはないわけですが、
そこだけに着目することがいかにおかしいかは自明のことではないかと思います。
(まあ最近は、ホントは足の力が必要だとか、実はナイフ術だとか後付けでごまかしているようですが)
他にも、殴られても呼吸法で無効化できるなどと謳うシステマなるものがあります。
私が調べたところによると、本来のシステマというものは軍隊で補助トレーニングとして行われていたもののようで、
それがいつのまにか日本では「軍隊格闘技」として広められてしまったようです。
呼吸法にしても、本来は緊張を緩和するためのリラックス法だったようですが、
それがいつの間にか打撃を無効化するなどということになってしまったようです。
一度食らってしまった打撃を無効化するとかありえないことですし、
たとえあったとしても食らってからフンフン呼吸やってるところに相手からの追撃を受けてボコボコにされます。
だから本来だったら打撃を食らわないようにするための技術体系が先にあるべきなのですが、
いくら調べてもシステマにはそのようなものは出てきません(もともと補助トレーニングだからあるわけがない)
ここに取り上げたのは飽くまで一部であってまだまだあるわけですが、
彼らの非現実的な技をyoutube上で格闘競技者たちが派手に驚きながら食らってやったりしているので、
それでころッと信じてしまう人もいるみたいです。
しかし「プロ格闘家」というものは言葉を換えれば「セールスマン」ということです。
彼らの仕事は「商品」を売ることであるというのを忘れてはいけないでしょう。
当会は飽くまで現実的な観点からとらえた本来の武術を追求していきます(^▽^)/
いわゆる「気の力」やら「宇宙のパワー」やらで相手を吹っ飛ばしてしまう類のものですね。
しかしこういった神秘系武術は最近あまり見なくなったのではないかと思います。
しかし、その代わりとして現れたのが迷信系とも呼べるような武術パフォーマーたちです。
彼らは一見もっともらしい言説を言いつつ、非現実的なパフォーマンスを繰り広げています。
例えば「ウエイブ」などと言われているもの。
なんだか肩甲骨を操作することでものすごい威力のパンチが打てると吹いていたみたいですが、
そのウエイブマスターなどと称する彼が実際に殴るところを拝見すると、
凄まじく妙な軌道のパンチを打っていて見事に手首がグキッといっていました。
大体にして肩甲骨などという体の一部に着目することがおかしいわけで、
中国武術では昔から「練武先ず腿力を求む」と言って、
強力な打撃を打つためには先ずは下半身を鍛える必要があるわけです。
もちろん肩甲骨の可動域を増やすに越したことはないわけですが、
そこだけに着目することがいかにおかしいかは自明のことではないかと思います。
(まあ最近は、ホントは足の力が必要だとか、実はナイフ術だとか後付けでごまかしているようですが)
他にも、殴られても呼吸法で無効化できるなどと謳うシステマなるものがあります。
私が調べたところによると、本来のシステマというものは軍隊で補助トレーニングとして行われていたもののようで、
それがいつのまにか日本では「軍隊格闘技」として広められてしまったようです。
呼吸法にしても、本来は緊張を緩和するためのリラックス法だったようですが、
それがいつの間にか打撃を無効化するなどということになってしまったようです。
一度食らってしまった打撃を無効化するとかありえないことですし、
たとえあったとしても食らってからフンフン呼吸やってるところに相手からの追撃を受けてボコボコにされます。
だから本来だったら打撃を食らわないようにするための技術体系が先にあるべきなのですが、
いくら調べてもシステマにはそのようなものは出てきません(もともと補助トレーニングだからあるわけがない)
ここに取り上げたのは飽くまで一部であってまだまだあるわけですが、
彼らの非現実的な技をyoutube上で格闘競技者たちが派手に驚きながら食らってやったりしているので、
それでころッと信じてしまう人もいるみたいです。
しかし「プロ格闘家」というものは言葉を換えれば「セールスマン」ということです。
彼らの仕事は「商品」を売ることであるというのを忘れてはいけないでしょう。
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