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gongze

Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。

本格中国武術教室通備拳斬卸会、現在会員募集中です!
入会や講習会についてのご案内は通備拳斬卸会HPを御覧ください。

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鉄山靠はどう使う?

youtubeを見ていたらたまたま見つけた動画です。

どうやらお二人とも中国武術の経験は全く無いようです。馬歩も弓歩もできてませんね。で、拳児のまねをして技をかけてるようです。
しかしこの鉄山靠の用法、あながち間違ってはいません。相手が振りかぶってくる方の腕の脇の下に潜り込みつつ、頭突きや体当たりを食らわせるというのは確かにあります。できればその際、相手の上腕に自分の手を添え肘打ちが来ないようにしておくべきですね。ああそれと鉄山靠は本来の八極拳では貼山靠と呼ばれてますね。ただ「貼」と「鉄」は中国語の発音は同じですから実際に鉄山靠と呼んでいる地域があったのかもしれません。漫画的には鉄山靠のほうが名前がかっこいいから松田先生はそちらを採用したというところでしょうか。で、こうした靠というか体当たりなんですけど本来は推手の応用として使うのが一般的ですね。4月22日の講習会でも説明したのですけど推手の核心と言われる太極十三勢には靠の字訣が含まれていて、掤、捋、擠、按という流れの中で攻撃として靠を加えていくのです。要するに靠は推手からの変化だと思えばよいでしょう。剣道でも鍔迫り合いの状態からちょっと身体を横にすれば体当たりをしやすそうですね。反則かもしれませんが。あとこれはかつて聞いた話で定かではないのですが、中国軍の一部では銃剣術のカリキュラムの一つとして八極拳が採用されてるみたいですね。何でも銃剣同士が詰まって鍔迫り合いになったとき体を横にして体当たりに行くのが有効だからという話ですよ。
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