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初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
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このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。

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拳児2の感想

まさか今更拳児の続編が読めるとはびっくりしましたね~、松田先生が亡くなったというのにどうやって話をつくるのかと思いましたが。今回、なぜこの時期になって拳児の続編が出来たのかについては思うところがいろいろありますが、まずは純粋に話の内容に焦点を絞って読んでみた感想を書いてみましょう。
舞台は朝の公園、怪しげな舞を踊るのは謎の呪術師…ではなく大人になった我らが拳児です。
2.png
うーむ、かつて拳児がサンデーに連載していたころ、同じくサンデーに連載していた漫画で「王立院雲丸の生涯」というのがありました。

絵柄が拳児によく似ていたので拳児かと思って読んでいたら実は雲丸だったということがよくあったので、私達は雲丸のことをニセ拳児と呼んでいました。大人になった拳ちゃんはなんだかニセ拳児にクリソツな感じになってしまいましたね。
さて、物語は拳児の友人である太一の息子がいじめを受けてるというところから始まります。太一はあの後しっかりとエリートコースを歩んだようで今では国家公務員になってます。美鈴ちゃんと結婚したんですね。拳児の方は普段は中国にいるようで日本には一時帰国をしているようです。晶ちゃんはどうなったのでしょうか?まあおそらく中国で一緒に暮らしてるんでしょうね。なんせ拳児は高校こそ不良高校へ進学してしまいましたが、もともと頭脳は優秀で中国語も堪能、武術関係で非常に顔が広く何よりも数々の実戦をこなしてきた男です。中国を本拠地にして世界中で武館経営をしていても不思議はないですね。
拳児は太一の息子である拳太を自分のアパートへ招きます。どうも今、中国拳法の本を執筆中だとのこと。机の上には「謎の拳法を求めて」が置いてあります。
kenji nazo

拳児の口調から中国拳法の本を出すのは今回が初めてというのが分かります。てっきり拳児は松田隆智先生そのものかと思ってたんですが拳児と松田先生はどうやら別人のようですね。
さて、拳児はいじめっ子撃退のために拳太に八極拳の殺し技を伝授…などということは無く素人でも出来るような簡単な喧嘩技を伝授します。うーむこの技、太牛の玉帯功を思い出しますね。
kenji gyokutai
まあとにかくいじめを撃退できた拳太、太一は喜んで拳児のところへあいさつに行きます。しかし喜ぶ太一とは裏腹に拳児は不穏なものを感じていた模様、なんといじめっ子の親が太一の家に乗り込んできます。そこに駆け付けた拳児、なんといじめっ子の親と対決ということになってしまいました。うーむ、無茶苦茶な話だ。
まあなにはともあれ、久々に拳児の闘いです。でるか?猛虎硬爬山。
相手の親はどうやら実戦で空手を鳴らしてきたようで、容赦なく素手で顔面を殴ってきます。マスオーヤマもびっくりです。
それを拳児は紙一重で見切ります。業を煮やした相手は右の突きから右の蹴りへのコンビネーションを仕掛けますが、その技のつなぎの瞬間に相手の懐にもぐりこんだ拳児はボディへ寸頸、相手を吹っ飛ばします。って頸じゃねーよ!勁だからね。
kennji kei
勁と頸の字を間違えるあたり、やはり中国武術に詳しくない方が脚本書いてるのかなと思います。
まあともあれ、相手はこの雲丸先輩の一撃で戦意を喪失してしまいました。しかも自分の闘った相手が剛拳児だと知るや態度が一変、「あんただと知ってたら喧嘩売らなかった」などと言ってきます。お前には信念とか無いのか。
ラスト、舞台は再び朝の公園、拳児が八極拳の震脚をやると近くの大木の葉がザーっと落ちてきます。かつて拳児のじいちゃんが暗勁を木に打ち込んで葉を降らせたシーンを思いだしますね。
さて、以上で感想は終了です。なかなか無難な話にまとめたのではないかなと思います。
拳児2についてはいろいろ考察したいこともあるのでそちらはまた別に書きますね。
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