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初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。

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拳児2の考察

今回は拳児2の考察をしてみたいと思います。そもそもいまさらなぜ拳児の続編が書かれたのか?その理由はまず間違いなくこれでしょう。
hiden manga
この月刊秘伝で行われた武道武術漫画の人気投票で拳児は堂々の一位を獲得したのです。その影響もあって、拳児の作画担当だった藤原先生は各種のトークショーに招かれ拳児制作秘話などを語っておられるようです。
うーむ、だったらこういった企画は松田先生の存命中にやってほしかったですね~。
今回、拳児2を読んだことがきっかけで私はかつて松田先生が亡くなられた年に出版された、松田先生追悼号ともいうべき月刊秘伝2013年11月号を引っ張り出してきました。やはり今読み返すといろいろ思うところがありますね~。
まず今回の拳児2にはシナリオ協力として佐藤敏章という方の名前が入っていました。ちょっと調べてみたのですがビッグコミックの編集長も務めたことがある方のようで、どうやら純粋な編集者で中国武術の経験は無いようです。少し気になったのは先の月刊秘伝によると拳児連載当時の担当編集者さんの名前が佐藤さんだということで、もしかしたら佐藤敏章さんとかつての拳児担当編集者の佐藤さんとは同一人物かもしれませんね。
ツイッターなんかを見ると今回の拳児2を連載してほしいという声がちらほら見えますが、残念ながら無理でしょう。やはり松田隆智という稀有な固有性を持った存在は他にいないわけですからね。ただ、この拳児2、私の予想ではあと3回くらい続くと見ています。なぜかと言いますと松田先生が原作をして単行本に未収録の作品がいくつか残っているからです。つまり今回の拳児2をあと3回くらい続けて単行本未収録の作品と合わせ単行本一冊分くらいの容量にして出版してしまおうという動きがあると思うんですね。ですがやはり八極拳を使ったアクションは期待できないでしょうね~、できれば私に武術アクション指導者として協力させてほしい、なんてね( ´∀` )
まあ拳児2の残りの話はおそらく人物に焦点を当てたものになるでしょう。今回の話もヒューマンドラマみたいでしたからね。その点で気になる話が例の月刊秘伝に載っています。それは拳児というキャラクターを決める際に松田先生抜きで話が進み、当時の編集長の意向で拳児は「可愛らしい女の子のようなキャラ」にされてしまったということです。かつて私は某所より拳児の作画担当の人が「俺は少女漫画が描きたいんだ」とか言い出して松田先生と喧嘩になったという話を聞いたことがありましたが、真相は上からの意向だったわけですね。まあ要するに、モデルがいるキャラクターは別にして晶ちゃんとかトニータンとかそういうオリジナルキャラは松田先生のいないところで決められていたのだなと思うと、武術描写を抜きにすれば拳児の続編はいくらでも描けるな、などと思ってしまうわけです。そうそう、もともと松田先生が拳児として考えていたキャラは髪の短いわんぱくな感じの子だったみたいですね。
拳児2があと数回続くとして、そのうちの一話は李書文の話になるかもしれませんね。実際の伝記に基づいたものにするか完全なオリジナルにするかは分かりませんが、藤原先生も松田先生追悼号で描き下ろした李書文を使ってみたいと思うんじゃないですかね。
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