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Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。

本格中国武術教室通備拳斬卸会、現在会員募集中です!
入会や講習会についてのご案内は通備拳斬卸会HPを御覧ください。

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套路を撮影するのは難しい

頭の中で思っていることと実際やるのではかなりの隔たりがあるものです。
普段私もyoutubeなどで他人が套路を演じる動画など見て「これなら俺のほうがうまくできるよ~」なんて思っちゃったりすることもあったりしますが、実際にカメラの前で演じるということは普段と勝手が違ってしまいます。
カメラで撮影されているという意識が無意識の緊張を呼ぶのでしょうか、套路をやっていると「あ、今の動作は良くなかった」とか「あ、今の動作間違えた」とかいったことのオンパレード、おまけに「あ、通行人が…」「あ、電柱が…」「あ、犬が…」などと思ってもいなかった邪魔が入ったりして撮影は中断、そのたびに気力と体力が擦り減ったりします。だから自分が頭の中で思い描いている100%理想の套路を演じるなんて不可能、7~8割できれば大成功というところでしょうか。
こんな時、空手バカ一代の一シーンが思い浮かびます。
主人公の大山倍達がFBIの隊員たちに空手を指導しているところ、倍達は隊員たちに3メートルはあろうかという高い位置に吊られたボールを飛び蹴りで蹴らせます。隊員たちは倍達に「こんな高い位置に頭のある人間がいるか」と不平を言いますが倍達は「へりくつ無用、普段5の練習をしていて本番で5の力が出せるものか、普段10の練習をするからこそ本番で5の力が出せるのだ」と言って隊員たちの不平を退けます。
いやはや、見せるという動きに特化している表演競技の方達、オリンピックの体操競技やフィギュアスケートの選手達、我々に見せている動きも十分凄いのですが普段の練習で理想としている動きはさらにものすごいのでしょうね。

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