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Author:gongze
FC2ブログへようこそ!
初めまして宮沢雅宏と申します。
中国の西安において馬賢達老師と
田春陽老師より中国伝統武術である
通備拳を学んでまいりました。
このブログには武術に関する理論やエッセイを掲載してまいります。
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まず初めに,ここでは「骨盤の回転」という考え方で説明します。うちの会員の人達はアレの事だと分るでしょう。前回までで骨盤を回転させて中心軸に回転力を伝えるという話をしたわけですが,相手に打撃を伝えるためには中心軸の回転だけでは不十分で,相手に向かって体重移動することで推進力も伝えなければなりません。
例えば右拳で相手を突く場合,骨盤を上から見て左回りに回転させるわけですが,この時ただ骨盤を回転させただけだと骨盤の右端が前方に出るのに合わせて左端が同じだけ後ろに下がってしまい推進力を相殺してしまいます。
こちらのイラストの楕円は骨盤を真上から見た形を単純化したものだと思ってください。

そこで骨盤の左端に壁があるように意識して骨盤の左端が空間上固定されるようにすることで右端は大きな推進力を得ることができます。これはいわゆる壁理論と言われるもので野球のバッティングやボクシングのパンチなどはこの理論で説明されることが多いです。

しかしこれには一つ問題があり,図のように中心軸の移動ラインが右側へ大きくはみ出してしまうのです。推進力は中心軸を目標に向かってできるだけ直線的に移動させられた時に一番ロスなく相手に伝えることができます。
そこで骨盤の回転に合わせて骨盤の左端を後ろに下がらないように左右にスライドさせます。

こうすることで中心軸の移動ラインを目標に向かって直線的にすることができるわけです。
ちなみにこの動きは蹴りや歩法にも応用できるのでしっかりと覚えておきましょう。
例えば右拳で相手を突く場合,骨盤を上から見て左回りに回転させるわけですが,この時ただ骨盤を回転させただけだと骨盤の右端が前方に出るのに合わせて左端が同じだけ後ろに下がってしまい推進力を相殺してしまいます。
こちらのイラストの楕円は骨盤を真上から見た形を単純化したものだと思ってください。

そこで骨盤の左端に壁があるように意識して骨盤の左端が空間上固定されるようにすることで右端は大きな推進力を得ることができます。これはいわゆる壁理論と言われるもので野球のバッティングやボクシングのパンチなどはこの理論で説明されることが多いです。

しかしこれには一つ問題があり,図のように中心軸の移動ラインが右側へ大きくはみ出してしまうのです。推進力は中心軸を目標に向かってできるだけ直線的に移動させられた時に一番ロスなく相手に伝えることができます。
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